Pono日記 ☆scruffyな感じでイイじゃな〜い☆

思うまんま☆感じたたまんま☆自分は自分☆

函館 3日間

函館人情

 

先日仕事で三日間、函館にいたのです。

 

初日着いて、、、

函館、、、なんにもないっ!

オフタイムはなにをしよう。。。

うん!地元のスナックへいこう!と。

この辺で、粋の良いママが居るスナックないですか?と尋ねると、

すぐに紹介してくれたスナック

 

ピリカ

 

よし!すぐ行こう!と

ドアを開けると、確実に営業はやっている。

 

しかし誰も居ない。

しばらく様子をみるが、ママすらいない。

そして、カウンターには、軽食などが各席に並べられており、貸切かなー?と思い、目をやった先に、ポップに

 

「ただいま出かけてます。すぐに戻って来るので、自由に適当に飲んでください。ビールグラスは冷蔵庫」と書いてある。(笑)

 

???これは、常連さん宛に書いてるのだろうと。

なかなか帰ってこないもんで、一度出て、ワインバーで一杯飲んで改めようと。

(なんかね、ココには絶対行かないといけない!っていう感覚が起きて、他所へいく気も不思議とおきなかったのです。)

で、30分くらい時間潰して、再度行ってドアを開けると!

 

 

 

誰も居ない。。

 

でも、ココには何かがある!と、勝手にソファに座り10分経ったころ、ドアが開いた!

おっちゃんが1人。

俺もびっくりしたが、おっちゃんのほうがもっとびっくりしてた(笑)

 

「あれま!お客さん?申し訳ねぇー。ママさん居ないのか!ま、ビールでもどうぞ。。。」

 

と、常連さんの、スーさん(笑)

で、状況を、話しながら勝手にビール飲んでるうちに、すっごく息があって、歌ったり、いじったり喋ったり(笑)

で、ママにも電話してもらって、1時間後くらいにママが現れた。

 

「ごめんねー!他の仕事でさー!東京から来てくれたっつうもんで、お土産にトウモロコシもぎ取ってきたんだ!ほれ!」 

 

一瞬で、このママ好き。になった(笑)

そして、あれよあれよと満席になったスナックの店内。

 

シニアの方ばかりだが、エネルギーがハンパない!

で、この雰囲気でイケイケの曲歌ったら申し訳とおもい、演歌か歌謡曲歌うしかないなぁーと、

なんとなく島津亜矢を、歌ったら、おっちゃんおばちゃんが島津亜矢のファンだったみたいで、ノリに乗ってくれて、次から次へとリクエストされるわけ。

よかったぁー、島津亜矢の曲レパートリー持っててー、思いながら、調子乗って歌たり、掴みはOK(笑)

 

して、1人のおじいちゃんが、

「せっかく来たんだ!函館の歌うたうから、みんなも一緒に協力してくれぃ!」

とみんなで、歌って迎えてくれたり、泣きそうになった。

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そして、思う存分遊ばせてもらって、

帰る人、帰る人みんなが、
また、来る時、ママに連絡するんだぞ!
絶対来るから!と、言ってくれるもんだから、「おっちゃん、おばちゃん生きててやー^_^」って言うと、威勢のいい「おうっ!」と反応。涙

 

で、しばらくして、
明日も来るかもしらんでー!って言い残し、去ったわけです。

そして翌日も、まぁ、やることがない。

よし行こう!と。

そしたら、おっちゃんがきて、
昨日来るかもしれない!って言ってたから、また来たんだ!と、おっちゃんたちが来てくれていた。涙。

そして、またみんなで楽しく過ごさせてもらっている中、
おっちゃんが「兄ちゃんと、ここで会ったのも何かの縁だ!コレやる!」と、ハットをプレゼントしてくれたのだ。

そして、話の中でママが、帰る日、朝.車でホテルまで迎えに行ってやるよ!して、朝一に連れてって、そのまま空港まで送ってやるよー!と。。。

で、時はたち、帰京の日に、別の場所で仲良しさせて頂いたご夫婦が、プランを立てて下さってて、函館の景色見える山頂にある、ランチのお店も予約していてくれて、これはさすがにお断りできない!と。

なので、帰京する前夜(3日目)に、ママに状況伝えて、お断りしないといけない!とおもい、店に顔だして、状況話すと

「そーかそーか^_^それは良かった!函館の人はみーんな、良い人だろー?!^_^
そしたら、また次来た時には、みんな集めるから、どっか連れてくよ^_^だからまた、みんなで集まろう!だからまた帰っておいで!」、、、と。

ほんと、至れり尽くせりで、最後の夜はママと長々話して、
この店は43年やっていて、いろんな芸能人や、政界の人たちも来ている穴場らしい。ヨイショよいしょしないママだから、いろんな素敵なお客さんがココに集まるのだろう。

で、たまに、私の代で終わりだから、店も綺麗にしないんだー!

とか、聞くと、、、切なくなったが、
また次会える時を楽しみに、俺も頑張ろう。と、思った函館タイムでした。